[たまには音楽の話を]

おはようございます。
冷え込んできたからでしょうか、食べても食べてもお腹が空いて冬眠に備えようとしているMimoroのドアボーイだゆーです。
いつもいつも胡散臭い話ばかりしている僕のブログ。
そんな若造の戯言を見てくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。
今日は胡散臭くない?音楽の話を少し。
皆さん音源を聴いたり、ライブに行った時、コーラスって聴きます?
多分普通に聴いてたら聞き流しちゃってるんじゃないかなぁって。
凄いんですよ、コーラス。
格好いいんですよ、コーラス。
コーラスってなんぞ、って方もいるかもしれないのですごく適当に説明しますね。
ハーーとかフーーみたいな綺麗な声のやつとか、
ボーカルが歌っているメロディに対してちょっと高かったり低かったりする音で一緒に歌う(いわゆるハモるってやつ)だったり。
これ、コーラス。OK?
説明おわり、気になる方は自分で調べてみてね。

そんなよく聞かないと聞き流しちゃうコーラスちゃん。
この子には、感動パワーを増幅させる特殊能力があるんですよ。
ハモりがわかりやすいんですけど、ハモることによって、メインのボーカルが強く際立つようになります。
脇役が現れることで、景色が広く、そして誰がメインかより分かりやすくなる。
物語に深みが出るわけです。
スイカに塩、カレーにらっきょ、ハンバーガーにピクルスみたいな。
メインがいるからサブに回れて、サブがいるからより強くなれる。
隣にいなくてはならない、コーラスちゃんはそんな存在なんです。
音楽のジャンルによっては脇役がコーラスじゃなくて鍵盤だったりギターだったり。
その時々によって主人公の相棒は変わるんですけど、コーラスちゃんは健気に主人公の隣を待ち続けているわけです。
そんないつだって助けて欲しい時に、ずっとそばで見守ってくれている健気なコーラスちゃん。
ほら、どんどん可愛く見えてきたでしょう?

僕が所属しているバンドはコーラスワークが非常に重要な音楽なので、彼女のことをとっても大事にしています。
僕自身、正直ベースを弾くことよりもコーラスの方に熱が入っちゃうことが多いです。二股です。
やや脱線しましたね、ごめんなさい。
コーラスは人が歌うという点において、他の楽器よりもライブで感動が伝わりやすいんじゃないかなと僕は思います。

みんな歌を一番聴くからね。
伝わりやすいし、分かりやすい。
でも意外と蔑ろにされがちなのです。
だからコーラスが上手だったり、丁寧に表現しているアーティストさんは「あぁ、いいなぁ」ってなります。
むしろ好きなアーティストは大体コーラスが格好いいアーティストさんかも。
しかも音源がっていうよりかは、生の演奏の時に感動して好きになるパターンがほとんど。
それぐらい、ライブでは高火力なんです。
逆にコーラスしているけどなんだか適当にやっているアーティスさんを見ると少し寂しい気持ちになります。
弾いている自分のパートがいくら上手でもね。
ていうか上手に弾く人だと尚更かも。
「いやそんなけ上手ならコーラスも真面目にせぇよ。」って。
これ以上は敵を作りそうなんでやめておきます。

こういうコーラスに対する価値観は初めから持っているわけではなかったんですよ。

僕の短い音楽人生で大きく衝撃を受けた3つのライブがあって、
そのうちの1つ、FIVE NEW OLDのライブで強い影響を受けました。

始まってから格好いいなぁ、いいなぁ、ってなんとなく見ていたライブ。
グッドミュージックに緩んでいた気持ち。
そこに飛び込んできたサビでのGtの方のコーラス。

見事にぶち抜かれました、完全に不意打ち、対処不可能。
油断していた僕の脳みそに主役じゃない、脇役のコーラスが滅多刺し。

その日から、自分もああなりたいなって。
主人公じゃない、脇役が誰かを感動させるっていうことにすごく感動して熱を入れ始めました。

誰も見ていないかもしれない。
誰も認識すらしていないかもしれない。
誰も気づかないままかもしれない。

でも確かにそこにいて、音楽の感動を作っている。

僕にとってコーラスは、音楽をする上で欠かすわけにはいかない重要なパートなんです。
そんなコーラスちゃんのことを今日この無駄に長い記事を読んでくれたあなたが、
これから大切にしてくれればなぁって思います。

あとはまぁ僕のライブに見に来てください。
百聞は一見にってやつです。
あの時の感動の感触にはまだ遠いけど、
間違いなくいいもん見せれます。
そんなこんなで、すげぇぞコーラス!って記事でした。
長々と、どうもありがとうございました。

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